スーパーやコンビニで焼き芋に出会うと、無意識に手が伸びること、ありますよね。
店の前を通るだけで漂う、あの甘い香りに誘われて食べたくなる気持ち、よくわかります！
でも、家で食べ始めると、思ったよりも早くお腹がいっぱいになったり、つい多めに買ってしまって食べきれなかったりすることもありますよね。
そんな時に、焼き芋の適切な保存方法や、どれくらい持つのかを知っていると便利です。
そこで今回は、その保存法を詳しくご紹介します！
焼き芋を食べすぎるとお腹がゆるくなるかも？
焼き芋のあのほくほくした甘さには誰もが心奪われますが、ついつい食べ過ぎてしまうことも。
健康や美容を考えて適量を超えて食べることもあるかもしれませんが、食べ過ぎは体に負担をかけることもあります。
焼き芋の過剰摂取による5つの注意ポイント
- ガスが発生する
- 胃が不快になる
- 消化不良・下痢・腹痛が起きる
- 皮膚トラブルが生じる
- 歯に影響が出る
どんなに体に良い食材でも、摂り過ぎは禁物です。バランスの取れた食生活が重要です。
さつまいもを食べると気になるのがおなら。食べても出ない、臭いも気にならなくする方法が気になる方は以下の記事をチェック！
焼き芋の甘みを引き立てるコツ！塩水を使った方法
近年、特に甘いサツマイモが人気ですが、特定の品種にこだわらずに、手軽に甘い焼き芋を楽しむ方法があります。
その方法とは、「塩水」を使うこと。では、なぜ塩水がサツマイモの甘みを引き立てるのでしょうか？
塩には味の対比を引き出す力があります。
これは、異なる味が混在することで、一方の味が強調される現象です。
例えばスイカに塩を少し振ると、より甘く感じるのと同じ原理です。
サツマイモを塩水につけることで、自然の甘みが際立ち、さらに塩分が余計な水分を取り去ることで、味が濃縮されます。
予め焼き芋を調理しておくことは可能？
焼き芋は事前に調理しておくことが可能なのでしょうか？
調査してみたところ、適切な保存方法を実践すれば、予め作っておくことができるという結果が出ました。
保存方法によっては、冷凍、冷蔵、室温保管と、それぞれ保管期間が異なりますが、いずれの方法でも保管が可能です。
夏場に予め焼き芋を調理して保管するのは大丈夫？
夏場は特に食品の保管に注意が必要な季節です。
夏でも焼き芋を事前に調理して保管することはできますが、室温での保管は避けた方が良いでしょう。
夏の間、焼き芋を保管する際は、冷凍や冷蔵が適しています。
焼き芋の冷凍保存方法
いくつかのポイントを押さえれば、焼き芋を冷凍で保存することが可能です。
ここでは、冷凍保存の手順をご紹介します。
焼き芋を冷凍保存する際の3つの重要ポイント
冷凍保存する際、以下の3つのポイントに注意が必要です。
- 焼き芋を完全に冷まします。
- 焼き芋が湿っている場合は、しっかり乾かします。
- 一本ごと、または食べやすいサイズにカットしてラップで包みます。
これらのポイントを守れば、焼き芋を冷凍保存することができます。
解凍は非常に簡単で、電子レンジで約3分加熱するだけです。
特に蜜芋のような甘くとろっとしたサツマイモは傷みやすいため、冷凍保存が最適です。
冷凍焼き芋の保管期間の目安は2週間から1ヶ月
冷凍した焼き芋は約2週間から1ヶ月程度保管することができます。これは最も適した保存方法と言えるでしょう。
冷蔵での焼き芋保存
焼き芋は冷蔵保存も可能です。その方法を紹介します。
冷蔵で焼き芋を保存する正しい方法
冷蔵での保存手順は以下の通りです。
- 焼き芋が触れる程度に冷めるまで待ちます。
- 焼き芋を一本ずつラップで包み、冷蔵庫に入れます。
これで完了です。
食べる際には電子レンジで温め直しても良いですし、冷めた焼き芋も美味しいので、そのまま食べても良いでしょう。
カットした焼き芋や残り物も同様の方法で保存できますので、試してみてください。
冷蔵保管の推奨期間は約4日
冷蔵保管をする場合、焼き芋はだいたい4日間は鮮度を保つことができます。
しかし、カットした焼き芋や食べかけのものは、丸ごとのものと比べて腐敗しやすいため、2日以内に食べることを推奨します。
焼き芋を室温で保管する方法
高温多湿の時期は避けるべきですが、焼き芋は室温でも保管が可能です。
室温での焼き芋保管の適切な方法
室温で焼き芋を保管する場合は、新聞紙に包んで保管するのが最適です。
ただし、半分にカットしたり、食べかけの焼き芋は室温保管には不向きです。
こうした焼き芋は、冷蔵または冷凍で保管することをおすすめします。
室温での焼き芋の保管期限は1～2日
室温での保管では、焼き芋は長持ちしません。
そのため、購入後1～2日以内に食べきることをおすすめします。
さつまいもの健康効果について
さつまいもには、ジャガイモの約2倍の食物繊維が含まれており、便秘の解消に役立つほか、ビタミンCやポリフェノールの豊富な含有量で免疫力の向上にも期待できる、栄養価の高い食材です。
さつまいもの栄養成分表（100gあたり）
さつまいもの栄養成分を100gあたりでまとめました。
- エネルギー：132kcal
- 水分：66.1g
- 炭水化物：1.2g
- 無機質：31.5g
- ナトリウム：4mg
- カリウム：470mg
- カルシウム：40mg
- 鉄：0.7mg
- 銅：0.18mg
- マンガン：0.44mg
- ビタミンE：1.6mg
- ビタミンB1：0.11mg
- ビタミンC：29mg
- 食物繊維：2.3g
さつまいもに期待できる6つの健康効果
- 高血圧の予防
- 抗がん作用
- 免疫力の強化
- 美肌効果
- ダイエット効果
- 血糖値の急上昇抑制
さつまいもの品質チェック方法
さつまいもは幅広い年齢層に人気の食材ですが、保管していると変色したり、変なにおいがしたりすることがあります。
さつまいもの品質をチェックする際には、以下のような変化に注意しましょう。
- 黒色に変わる
- 緑色に変わる
- オレンジ色やピンク色に変わる
- カビが生える
- 味が苦くなる
まとめ
焼き芋は、適切に保存することで美味しさを長期間保持することができます。
要点として、焼き芋の保存方法には冷凍、冷蔵、そして室温保管の3つの方法があり、それぞれに適した保管期間が設定されています。
冷凍保存について
冷凍により、焼き芋は約2週間から1ヶ月間保存可能です。
焼き芋を完全に冷ました後、湿気がある場合はしっかり乾燥させ、適切な大きさにカットしてからラップで包んでください。
解凍は電子レンジで約3分加熱するだけで簡単です。
冷蔵保存について
冷蔵では、焼き芋は約4日間新鮮な状態を維持しますが、カットしたり食べかけの焼き芋は2日以内に消費することをおすすめします。
冷蔵保存する際は、焼き芋が冷めたら一本ごとにラップで包み、冷蔵庫に保管します。
室温保管について
室温での保管は最大1～2日が限界で、一般的には新聞紙で包んで保管します。
高温多湿の期間は避け、特にカットしたり食べかけの焼き芋は室温での保管は不向きです。
さつまいも自体は栄養価が高く、便秘の解消、免疫力の向上、美肌効果など様々な健康効果が期待できます。
しかし、保存しているさつまいもは変色したり、変なにおいがしたりすることがありますので、品質のチェックを怠らないようにしてください。
食べ残した焼き芋は、事前にカットして冷凍や冷蔵で保管すると便利です。
是非、これらの方法を試してみてください。
