グリーンピースと言えば、多くの方が緑色の丸い種を思い浮かべるでしょう。
実はさやも非常に風味豊かなんですよ。
この記事では、さや付きグリーンピースを選ぶべき理由、さやと種を一緒に美味しく食べるための茹で方、そしてその保存方法について詳しく解説しています。
役立つ情報がたくさんありますので、ぜひ参考にしてみてください。
実だけを茹でる場合
ご自宅でグリーンピースを料理に使うなら、種だけを使う場合でも、「新鮮なさや付きグリーンピース」を選ぶことをお勧めします。
さやから直接取り出したグリーンピースは、味が格段に違います。
もし、さや付きグリーンピースが手に入らない時は、色鮮やかでふっくらとしており、薄皮がしっかりついているグリーンピースを選んでください。
これらは新鮮で美味しいグリーンピースである証拠です。選ぶ際にはこの点に注意してください。
さやから種を取り出すコツ
さや付きグリーンピースを初めて買うと、種の取り出し方に戸惑うこともあります。
ここでは、種を手軽に取り出す方法を紹介します。
まず、さやを水で洗って汚れを落とします。次に、ヒゲの生えている側の先端近くの両サイドを指で軽く押し、さやの口が開くようにします。
このままさやを左右に広げれば、中の種がキレイに取り出せますよ。
さやを活用して風味アップ
意外と知られていないかもしれませんが、グリーンピースのさやも食べられます。
特に炒め物に加えると風味が増します。
ただし、その際にはさやの内側の薄皮を剥がす必要があります。
この作業は少し手間がかかります。
そのため、手間をかけたくない場合は、さやを出汁として使うのがお勧めです。
先ほど説明した方法でグリーンピースの種を取り出した後、下茹でする際にさやも一緒に茹でてください。
茹でると、さやからたっぷりの出汁が出ます。この茹で汁を出汁として利用します。
茹で上がったグリーンピースの種をザルに上げた後、スープに加えて、最後に先ほどの出汁を加えてください。
グリーンピースの種だけの風味に比べて、さやの出汁を加えることで、より豊かな風味と美味しさが増しますよ。
理想の茹で方とシワ防止策
グリーンピースを茹でる際は、約2〜3分が最適な時間です。
時間をオーバーすると豆が崩れる恐れがあるため、正確にタイマーをセットすることが肝心です。
茹でた後はすぐに火を止め、自然に冷ましましょう。
急いでいるときは、鍋を氷水を入れたボウルに入れて急速に冷却する方法もあります。
ただし、豆をザルに移して冷水で洗い流す方法は避けましょう。
この方法では豆が乾燥し、しわが寄って見栄えが悪くなるためです。
このポイントは覚えておくと良いでしょう。
さやごと茹でる方法
グリーンピースをさやごと茹でると、枝豆のように楽しむことができます。
この方法では、グリーンピースが非常に甘くなり、一般的な薄皮付きグリーンピースとは一味違う風味が楽しめます。
ここで、具体的な茹で方をご紹介します。
必要な材料
- グリーンピース:適量
- 塩:約大さじ1
- お湯:グリーンピースがしっかりと浸かる量
調理手順
- グリーンピースの両端をカットして、塩がしっかり浸透するようにします。
- 塩を加えた沸騰したお湯にグリーンピースを投入します。
- グリーンピースが柔らかくなるまで、適宜茹で時間を調整します。
塩で茹でたグリーンピースは、そのまま食べても、チャーハンなどの料理に加えても、風味が豊かになります。
この手軽な方法で是非試してみてください。
時短のための電子レンジ活用術
電子レンジを使えば、グリーンピースをもっと簡単に茹でることができます。
この方法なら、他の料理を作りながらグリーンピースを用意でき、調理時間も短縮できます。
手順としては、耐熱皿にグリーンピース、水、塩を入れ、その上からラップをかけて電子レンジで加熱します。
グリーンピース100gに対し、水は大さじ1、塩はひとつまみが目安です。
加熱時間は2〜3分を目安にしますが、豆が柔らかくなりすぎないよう、初めは短めに設定し、必要に応じて加熱時間を調整してください。
上手に保存!茹でたグリーンピースの保管術
余ったグリーンピースの保存方法はよくある悩みですね。
でも、グリーンピースは冷蔵や冷凍できるとても扱いやすい野菜です。
2~3日で使い切れるなら冷蔵が適していますが、それ以上持たせたい場合は冷凍がおすすめです。
それぞれの保存方法をここで詳しくお教えします。
冷蔵での保管方法
茹でたグリーンピースは、茹で汁に浸したままラップで覆って冷蔵庫へ。
これだけでOKですが、3日を目安に早めに使い切ることが望ましいです。
長期保存なら冷凍を
冷凍する場合は、茹でたグリーンピースを茹で汁で冷やした後、水気をしっかり切ってからフリーザーバッグに入れます。
空気を抜いてしっかり密封し、平らにして冷凍庫へ。金属トレイを使うと凍る時間を短縮できる小技もありますよ。
特に暑い季節は、長期保存には冷凍がおすすめです。
まとめ:さやも使える!グリーンピースは冷凍がベスト
グリーンピースはさやまで使えるのが魅力的。さやをスープや炊き込みご飯に加えると、グリーンピース特有の風味が引き立ちます。
さや付きのグリーンピースは、枝豆風に塩茹でするのがおすすめ。
塩の適度な刺激と豆の甘さが相まって、とても美味しいですよ。
ただし、茹でた豆は冷やし方に注意が必要です。
美味しさを保つためにも、今回紹介した保存方法を活用してみてください。
特に冷凍は、保存期間が長く、解凍の手間も省けるため便利です。
これらのコツを活用して、グリーンピースを存分に味わいましょう!