夫婦の”好き”を詰め込んだ夢のキッチンカーを開店
『mocomo coffee』は、伊藤博賢さん美希さん夫妻が今年1月にオープンさせたばかりの、自家焙煎珈琲のキッチンカー。

「以前から妻とは『好きなことを仕事にできたらいいね』と話していました。僕はコーヒーが好きで、妻はイラストを描くのが好き。そんな僕たちの”好き”を詰め込んだお店です。」と博賢さんは話します。

前職で、コーヒー豆を仕入れ焙煎し卸すという仕事をしていた博賢さん。勉強をしていくうちにコーヒーの魅力にどっぷりハマってしまったのだとか。
今では自宅が焙煎所となり、自分で厳選したコーヒー豆を仕入れ、自ら焙煎。
キッチンカー内でオーダーが入ってからミルで豆を挽き、丁寧にハンドドリップして提供しています。

挽きたて・淹れたてのコーヒーは香りが高く、取材のこの日も多くの人がその香りに誘われ、つい足を止めていました。

店主のこだわりが詰まったコーヒー
現在『mocomo coffee』で販売しているコーヒーは、「mocomoブレンド」「ブラジル」「ブラジルのデカフェ」「グァテマラ」「タンザニア」の5種類。

それぞれの特徴を簡単に解説していただきました。
「ブレンド」は、飲みやすさを重視し、苦みと酸味のバランスが良いのが特徴です。
「ブラジル」はビターチョコレートのような苦みを持っていて、なおかつ後味にはチョコレートのような甘味を感じられます。
「グァテマラ」は、柑橘系の苦みや酸味が感じられる一方で、後味はどっしりとしていて、爽やかさと重厚感のある味わいが楽しめます。
「タンザニア」はスッキリ爽やかな柑橘系の味わい。酸味のあるフルーティーなテイストがお好きな方におすすめです。
…と、とてもわかりやすく解説してくださった伊藤さん。挽きたて・淹れたてにこだわり、特に「mocomoブレンド」は前日に焙煎するのがポリシーとのこと。
「こんなコーヒーが飲みたい」と要望を伝えれば、おすすめのコーヒーを選んでくれますよ。ほかにもカフェオレやアイスキャラメルラテ、オリジナルのクラフトジンジャーエルなども揃っていて、どれにしようか迷ってしまいますね。
毎日幸せを噛みしめながら営業中!
取材のこの日がキッチンカーでの営業を始めて7回目という伊藤さんですが、すでにこの仕事の楽しさを実感しているそう。
「キッチンカーの魅力は、やはりお客様の反応をダイレクトに感じられること。『これこれ!こんなコーヒーを飲みたかった!』と言ってくださると、やはりとても嬉しいですね。大好きなコーヒーに囲まれ、お客様が『おいしい!おいしい!』と飲んでくださる姿を目の当たりにできる毎日が、本当に幸せです。これからも自家焙煎珈琲の良さを伝えていきたいですし、お客様ともっと交流したいですね。」と伊藤さんは笑顔で話します。

キッチンカーの車体やコーヒーカップ、メニュー表などに描かれているのは、美希さんのイラスト。

「妻はハンドメイドアクセサリーなども得意なので、今後はイラストやアクセサリーの展示や販売もしていきたいです。」と伊藤さん。
『mocomo coffee』は、まだスタートしたばかり。これからどんなお店に成長していくのか楽しみですね。津市がんばるマルシェをはじめ、今後いろいろな場所に出店する予定ですので、見かけたらぜひ香り高い絶品コーヒーを味わってみてください!
■mocomo coffee
Instagram:https://www.instagram.com/mocomo_coffee/
Twitter:https://twitter.com/mocomo2128