韓国へは、東京を出発して約2時間半で到着しますが、大阪や福岡から出発するともう少し時間が短縮されます。
近隣の国であるため、多くの日本人にとって韓国の文化は親しみやすく、韓国ドラマやK-POPなど韓流ブームはもはや日常になっています。
日本に一番近い外国である韓国の「韓国といえば何?」で連想される食べ物や観光地、お土産などをご紹介します。
韓国の料理といえば
韓国といえば辛い料理を思い浮かべますよね?
定番のキムチから数多くの有名料理まで、韓国料理はバラエティに富んだメニューと風味で国際的に人気があります。
ここでは、韓国の代表的な料理の一部をご紹介します。
キムチ
キムチは韓国の代表的な発酵食品で、白菜や大根を唐辛子、にんにく、しょうがなどのスパイスとともに漬け込んだものです。
キムチは韓国料理のほとんどのテーブルに欠かせない存在で、さまざまな種類のキムチがあります。
サムギョプサル
サムギョプサルは、豚の肉を焼いて楽しむ韓国のグリル料理です。
韓国の焼き肉スタイルでよく使われるのは、牛よりも豚の部位。
焼き上げた肉は、サンチュ(サニーレタス)やエゴマの葉で包み、キムチとご飯を添えるのが一般的です。
ビビンバ
ビビンバは野菜、肉、海苔、ごはんを石製のボウルに盛り、辛いコチュジャンやごま油を加えて混ぜ合わせて食べる料理です。
具材や味付けは地域や家庭によって異なります。
ブルゴギ
ブルゴギは薄切りの牛肉を甘辛いマリネで調理したものです。
たまねぎやピーマン、キノコとともに炒めたり、焼肉として食べることもあります。
チヂミ
韓国の伝統的なスナックや軽食の中で、チヂミは特に人気があります。
この料理は、小麦のペーストに様々な野菜を混ぜて、パンケーキのような形にして焼き上げます。
さまざまな野菜を混ぜて作る点で、日本のお好み焼きに似ているとも言えます。
キンパ
キンパはカラフルな見た目を持つ、日本で言うと海苔巻きにあたる料理です。
韓国のアウトドアイベントやレジャー時のお弁当として人気の食べ物であり、若い世代にも非常に愛されている食べ物です。
チャプチェ
春雨や様々な野菜、肉、キノコを合わせて炒めるのが、チャプチェの基本です。
この料理は、甘くてちょっぴり辛い味が特徴で、祝い事の際には欠かせない一品として知られています。
さらに、コチュジャンを足すと、より深みのある味わいになります。
参鶏湯(サムゲタン)
サムゲタンは、鶏にもち米やいくつかの野菜を詰めて煮る韓国独特のスープ料理です。
特に夏にはエネルギーを補給する食べ物として人々に愛されています。
多くのレストランでメニューに載っており、旅行者からも高い評価を受けています。
トッポギ
韓国のお餅であるトッポギは、歴史的には王宮で楽しまれていました。
しかし今日では、庶民の主食として広まっています。
野菜や卵、練り物を加えて甘辛いソースで煮込む方法が、最も一般的な調理法となっています。
韓国の観光地といえば
韓国には見事な寺院や神殿の観光地がたくさんあります。
日本のものとは異なる特色を感じることができる一方で、共通する美しさも見つけることができるのが魅力です。
また、郊外に行くと豊かな自然の美しさに触れられるのも特徴です。
ここから有名な観光地の一部をご紹介します。
Nソウルタワー
Nソウルタワーからはソウル市内を一望でき、多くの人に人気のスポットです。
Nソウルタワーのユニークな点は、いたるところに取り付けられた愛錠です。
この塔はさまざまなテレビ番組のロケ地として使用されており、ここで南京錠をかけるカップルは結ばれると広く信じられています。
日中はソウルの街並みを眺めながら、夜はその美しさに浸るのに最適な場所で、韓国では定番中の定番なデートスポットです。
韓国民俗村
韓国の古き良き文化を体感できる場所として、韓国民俗村を訪問することをおすすめします!
ここでは、日本の昔の田舎を思い出させるような、韓国の歴史的な生活様式に触れることができます。
さまざまな伝統的なイベントも開催されており、多くの観光客が訪れる人気スポットです。
仏国寺(プルグッサ)
韓国旅行の際、仏国寺の訪問は欠かせません。
仏国寺には、7つの国宝が展示されています。
新羅時代の仏教芸術を代表するこれらの逸品を見ると、新羅文化が日本にもたらされた背景を感じることができます。
南大門市場
韓国で美食の旅を体験したい人にとって、南大門市場は必見です。
国内最古の市場として知られ、6世紀以上にわたる豊かな歴史を誇ります。
この市場では衣類やアクセサリーだけでなく、高麗人参、海苔、キムチなどの典型的な韓国製品も販売されています。
グルメ愛好家にぴったりの市場通りには、餃子、韓国天ぷら、パンなどを販売するさまざまな屋台が立ち並び、選ぶのに迷ってしまいます。
ショッピングとグルメを楽しむのに理想的な場所です。
南浦洞国際市場(ナンポドンクッチェシジャン)
南大門市場と同じように、食品から美容製品まで、南浦洞国際市場にはすべてが揃っています。
韓国の伝統民芸服や食器、その他の伝統的な商品も手ごろな価格で入手可能なので、お土産探しには最適です。
仁寺洞
仁寺洞は芸術表現と探求の中心地として知られています。
韓国の伝統工芸品店や現代アートのギャラリーが並ぶ通りがあり、この地区は歴史的な魅力を保っています。
ショッピングを満喫したい人には、アルチザン モール「サムジギル」が最適です。
このモールの建築自体は芸術性を反映しており、その敷地内にはさまざまなユニークな商品やオーダーメイドのジュエリーが見つかります。
景福宮に近いため、景福宮を散策した後は、韓国の伝統の真髄が詰まった仁寺洞のカフェでくつろぐのがおすすめです。
明洞
韓国へ向かう買い物客にとって、ソウルの明洞は主要な目的地です。
市内有数のショッピング街の 1 つとして知られる明洞は、特に初めて韓国を訪れる人にとって、ほとんど何でも揃う場所と言われています。
コスメやファッション、カフェや飲食店が立ち並び、賑わいを見せています。
夕方が近づくと露店も出始め、訪問者は韓国の活気に満ちたナイトライフを味わうことができます。
五六島スカイウォーク
釜山港近くの五六島は、潮の流れによってその姿が変わります。
その景色を一望できるのが、五六島スカイウォークです。
ガラスの展望デッキは高い断崖の上にあり、海の上を歩いている感覚を味わえる絶景スポットとなっています。
韓国のお土産といえば
こちらでは、韓国旅行者の間で「これを買って帰れば間違いない!」と評判の定番みやげ品を4つご紹介します。
キムチ
韓国を代表する食文化といえば、キムチは外せない逸品です。
地元でのバリエーションは驚くべきものがあり、カニやエビ、イカを使ったバージョンも存在します。
手間と愛情を込めて作られる伝統的なキムチは、各店舗が独自の製法を持っています。
この独特の味は、プレゼントとしても喜ばれること間違いなしです。
インスタントラーメン
韓国の人々にとって、インスタントラーメンは日常の一部と言っても過言ではありません。
年間消費量において、彼らは他の国を圧倒しています。
韓国の映画やドラマでも、インスタントラーメンを楽しむシーンは頻繁に見られます。
これをおみやげとして持ち帰れば、韓国の雰囲気を再現できます。
チェックしたいインスタントラーメンは、次の4つです。
- 辛ラーメン(日本で売られているものとは味が違います)
- パルド ビビン麺
- ノグリラーメン
- 三養(サムヤン)ラーメン
韓国のインスタントラーメンのラインナップは、伝統的なラーメンだけでなく、異なるフレーバーや具材のものも充実しています。
地元の小売店や土産物売り場でたくさんの種類を見つけることができるので、興味を引かれるものを選んでみてください。
韓国海苔
おみやげとして非常に人気なのが、韓国の海苔です。
彼らの海苔消費は、実は世界トップクラス。
1人あたり年間でかなりの量を食していると言われています。
韓国の海苔は、独自の風味があり、塩やごま油を使用した調味が施されています。
質の良い韓国海苔を選ぶ際のヒントとして、生産地の「広川」の表示があるものを探してみると良いでしょう。
さまざまな風味や油を使用したものがあるため、いくつか購入して比較するのは楽しい経験になるかもしれません。
シートマスク
韓国は美容に関する知識が豊富な国として知られています。
韓国の美しい肌の秘密は、その先進的なスキンケア製品にあると言われています。
そんな中でも、手軽で効果的なシートマスクはお土産に最適です。
特に、肌のキメを整える効果が注目されており、男性用の製品も増えてきています。
韓国土産の中で定番と言っていい商品です。
まとめ
ここまで「韓国といえば」で連想される人気の観光スポットや料理、おみやげについてご紹介しました。
韓国は日本から近く、共通の文化や価値観が多いため、非常に親しみやすい国です。
海外旅行先として手軽に行けるので人気もあります。
一番近い外国である韓国を、より身近に感じるようになったかもしれませんね。
週末だけの旅行でも十分楽しめますので、度々訪れて、各地の魅力的な場所をじっくりと巡るのはいかがでしょうか?